Photo by Ryu Kasai

3/31−4/1にかけて代々木公園で行われる「Spring Love 春風 2018」で、2日目の4/1にCD HATAxKOYASのアンビエントセットのライブをやります。アンビエントセットをやるにあたり、muiでレコーディングセッションしたり色々試してみた結果、TB-303を使ってみようかなと思います。

また、4/1はその後にAbleton Meetup Tokyoで、webには詳細があがっていないのですが、キッズエリア内の「キッズディスコ」で子ども向けシンセサイザーのワークショップもあります。皆で音出して遊ぼう!みたいなカジュアルな感じになると思いますが、AMTらしいのはWiiのリモコンでシンセを演奏してみようというところ。

実はAbleton LiveとWii Remoteを組み合わせた演奏は10年くらい前からあるので、どちらかというと今さら感すらあります笑。しかし、子どもにはツマミやボタンが沢山ある機材は何触っていいのかわからなくなるので、そういった心理的抵抗が少なさそうなWii Remoteを使うことにしました。

Wii RemoteはBluetoothで通信しているので、OSCulatorというソフトを使えば、リモコンの操作をOSCからMIDIに変換して簡単にMacと組み合わせられます。しかし、問題はそこから先の音源部分を自分で作る必要ところ。

10年前にこうした音源を作るのはなかなか難しかったのですが、今はMax for Liveが大分進化したので色々なことができるようになりました。1つ目の動画はシンセベースを演奏しています。音源はMax for LiveデバイスのMultiを使っていますが、このシンセはパラメーターが5つしかないので、こういった使い方には向いているのでは無いかと思います。

2つ目の動画は同じくMultiを使ってシンセのアルペジオを演奏しています。Wii Remoteの前後の傾きで音程を変え、リモコン下部のBボタンで発音をトリガーします。発音しながら音程を変えることも出来るのですが、音程が不安定になって演奏しづらかったので現状こうしています。

リモコンを左右に傾けるとフィルターが開閉して、リモコンのAボタンでディレイがかかります。また、十字ボタンでアルペジオのスピードを変えたり、リバーブかけたりシンセのパラメーター変えたりと小技が仕込まれています。

色々工夫していますが、片手で演奏出来るシンセを作るのは難しい…!

 

CD HATA × KOYAS ambient set

 

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