サンレコに寄稿したレビュー記事がWeb版にも掲載されました。
久しぶりにAbletonではないハードウェアのレビューなので心躍りました。笑
今回寄稿したのは、Bluetooth搭載MIDIスルーボックスのCME WIDI Thru6 BT。
MIDIスルーボックスとはMIDI信号を分配するだけのシンプルな機材で、技術的には自作できるくらいのシンプルなものです。本機はこれにBluetoothを搭載してイマドキに仕上げた一台です。
そんな古典的な機材のレビュー書けるかなと思ったら、Bluetoothのおかげで文字数足りないくらいでした。笑
Bluetoothだとレーテンシーが気になるところですが、メーカー公称のレーテンシーは3ms。テストする前はそこまで早くないだろうと思いましたが、Bluetoothの送信側もCME製品で揃えれば大体そのくらいまでレーテンシーを詰められました。タイミングにかなりシビアにならなければ同期にも使えるレベルです。
全体的にはBluetoothのMIDIインターフェースに分配器がついているような製品で、ハードウェア使う人には一台あると何かと便利な機材だと思います。
CME製品は結構な数のMIDI関連の製品をリリースしていて、ワイヤレスMIDIにも力を入れているので製品コンセプトはどれも面白いです。ただ、日本未発売の物も含めると製品多すぎて何を選べばいいかわかりづらい…笑
多少値段が上がってもいいから、もう少し1台に機能を詰め込んでラインアップを整理してほしいなと思いました。
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