義足生活20周年記念モデル

Photo by Munehide Ida 
Drawing by Teruyuki Kurihara
Manufactured at TAZAWA MFG.CO. / 株式会社 田沢製作所

2004年に左足の膝から下を切断して義足を使う生活が始まり、今回は20年目という節目の年。
義足は耐用年数が4年程度で、今年新しい義足を作ったので井田くんに撮影して頂きました。原画は作風が好みだったチェリーくんのドローイングを使わせて頂きました。
コンセプトはTatoo。自分の身体には入れてないので代わりに義足に入れた感じです。

この義足を制作して頂いたのは長年お世話になっている田沢製作所。原画をTシャツにしてソケットに編み込んでもらうだけというシンプルな手法です。
過去にはLed ZeppelinのTシャツや、神眼芸術が作ったLoudのTシャツ(来日したときのパーティーには自分も出演しました)を義足にしましたが、残念ながらほとんど写真が残っていません。そのため、今回は記録に残そうと撮影して頂きました。
履いている靴はNew BalanceとRolandがコラボしたTR−808モデルです。

自分にとって義足はメガネみたいなもので、装着している分には普通に歩いたり走ったりできるし、日常生活で困ることは大してありません。床座りできないのと、空港のセキュリティチェックに毎回引っかかるのと、サウナで驚かれるくらいです。
その代わり、義足を外した途端にいきなり不自由になります。
周囲の人も、自分が義足であることを気づいてない人が多いのかもしれません。別に隠しているわけではないですが。

撮影自体は8月末だったのですが、どういう形で出そうか迷っている間に大晦日になってしましました。
ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。
また4年くらい後に新しいのを作ります。
それでは良いお年を✌️


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