某バンドのリミックスをして10インチのアナログ盤で出るので、そのテストプレスをチェック中の話。
最初テストプレスを再生した時に、やけにパンが寄ってるな~と思ったので、アナライザー立ち上げて厳密にチェック。結構寄ってる。特に高域が寄ってる。
ハイハットだけ左に寄るような感じだったので、テストプレスをやり直して貰おうか悩みながらまた再生。うーむ、やっぱり高域は寄ってるけどさっきよりマシになったのかな?針のせいかな?テストプレスやり直して貰わなくてもいいかもな~と悩みつつ、また再生。
あれ?今度は高域もほぼセンターに定位。アナライザー見てももさほどセンターからずれてない(もともとアナログ盤は回る時の遠心力で若干はパンが寄る)。そういえば最初は硬くて薄かった音質もいつの間にか柔らかく厚みが出てる。なんでだろうと考えてみて、ふと思い出したのが、知り合いに言われた「アナログ盤はたまに再生した方が溝が広がって音いいですよ」との言葉。
確かに、プレスしたてのレコードだと2回目までの再生は溝が広がりきってないため本来の音を再生できなくて、エージングが進んだ3回目くらいから本来の音になったと考えれば合点がいく。まあ、顕微鏡で見たわけじゃないので断言できませんが…
というわけで、レコード買ったらDJでかけたりPCに取り込むまでは、3回位は再生した方がいいんじゃないかと思います。って面倒くさい~笑

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