たまには曲作りについて書いてみたいと思います。今回はBPMとグルーブについて。

自分が曲を作るときは、ほぼ毎回センドにディレイをいれています。で、ディレイタイムは大抵符点8分音符です。PIONEERのミキサーだと4/3っていうやつです。がこんがこんがこん…というダブっぽいディレイをかけるときにはこのディレイタイムが適しているのです。多分ビートとの兼ね合いなんでしょうね。(バンド系の場合は4分音符か8分音符でかけます。やっぱりビートとの兼ね合いだと思います)

ディレイタイムはほとんどの場合符点8分音符で間違いないです。ただし、これはBPMが100以上の話。

BPMが100以下になってくると、場合によっては符点8分だとちょっと長い、と感じると思います。そうしたらディレイタイムを符点16分音符にしましょう。BPM130で符点8分音符のディレイをかけたときのノリが戻ってきたような感じがします。8分音符の三連符なんかもオツです。ディレイの種類によっては符点16分や8分音符の三連符に設定できないやつがあると思います。wavesのsupertapとかそうだったかな。あなたがヒップホップやレゲエを作りたいのならそういうディレイは使うのを辞めましょう。

ちなみにディレイはAudio DamageのDubstationというプラグインを使っています。パラメータが少ないのでざっくり使える割に、音に味があっていいですよ。

BPMの話ついでに、こんどはクオンタイズについて。

よくヒップホップ作っている人が「MPCのパッドを叩いた生のグルーヴが気持ちいいんだよ。クオンタイズなんてかけないよ(メ~ン)」と言っています。これをテクノ作る人がふむふむと聞いてパッドをMPCのパッドを叩いてテクノを作ってみてもなんかヨレているだけで気持ちよくなかったりします。ヒップホップの人がかっこつけているだけだから?指ドラムが下手だから?それもあるかもしれませんが、ここもやはりBPMがキモだと思います。

試しにBPM80位でクオンタイズかけないでビートを叩いてみるとあんまり味がないヨレたノリでも結構聞けたります。これをBPM上げていくと、BPM110辺りから段々いけてない感が増していき、BPM130辺りになると思わずクオンタイズかけたくなると思います。その逆、BPM130でクオンタイズかけたビートのBPMを落としていくと、BPM110を切る辺りからビートのノリが味気なくなってくるでしょう。

グリッドに沿わない(クオンタイズかけない)ノリが気持ちいいのと悪い境目はだいたいBPM100-110近辺じゃないでしょうか。BPM130でも16分のswing(いわゆる跳ねたノリ)はかっこいいですけどね。だからMPCはヒップホップの人がよく使っていてテクノの人は余り使っていないのかなと勝手に思ったりします。

さらにBPMについていうと曲の展開する長さも違います。ハウス/テクノだと曲の展開は8小節ないし16小節毎が基本になると思います。DJで繋ぐのも無意識に大体その辺のノリをつかんでミックスしているでしょう。これがヒップホップとかのBPMが遅い曲だと4小節とかになってきます。この境目も大体BPM100位かなと思います。

クラブミュージックを超大雑把に分けるとハウス/テクノとヒップホップ/レゲエに分けられますが、これもBPMで大雑把に分けると100以上と以下という感じがします。何でこの辺に境界線ができるのか、それはやっぱり「それが気持ちよく感じるから」なんでしょうね。そんなこと考えながらダブステップを見てみると色々面白いです。

曲作りしていてそんなことを考えてました。

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